私は4人兄弟の末っ子。
兄弟からは「お前は馬鹿だ!」と毎日罵られていた。
当時、確かに私は兄弟に比べて馬鹿だと思っていた。
なぜかというと、兄弟が知っていることを知らない。
今思えば、小学生で兄弟と2~6歳も離れていれば知らないことが多いのは当たり前である。
馬鹿なのではなく知らないだけだった。
でも、学力の基準も知らずに劣等感に浸っていた。
しかし、記憶力が悪いことは保育園のときから自覚していた。
○(丸)、△(三角)、□(四角)の形を覚えたとき、家と保育園の掛け時計の形が気になった。
保育園に行くとき家の時計は四角と覚えて家を出るが、保育園に着くと忘れていた。
保育園の時計が丸いのを見て、家の時計は「四角だっけ?丸だっけ?」という感じでした。
保育園から帰るときも「保育園のは丸い」と覚えたが、家に着くと忘れていた。
こんなことを一週間続けた。
人生において「あぁ~。私は記憶力が悪いんだ!」と実感した瞬間である。
そのため、小学校に入学してから忘れ物も多く、親も困っていた。
私は、記憶力が悪いことを自覚していたので何とかしようと自分に合う方法を模索した。
小学生のときには8時に寝るように親から指導されていたため、寝るのは早い。
布団に入ると直ぐ寝られた。
眠くて眠くてしょうがなかった。
小学生なりに、この眠気を利用しようと考えました。
明日、持って行くものを思い出すまで眠らない。
つまり、眠るためには思い出すしかない。
小学校の先生が持ち物を言ったときに記憶に留めておく習慣を身につけました。
最初の頃はうまくいかずに眠れない状況が続きましたが一週間、二週間と経つうちに思い出せるようになりました。
やれば出来る!
忘れ物がなくなった自信のもとで次にチャレンジしたことは時間割を思い出すことでした。
1校時は国語
2校時は算数
3校時は・・・
あれ、何の授業だったっけ???

1校時は国語
2校時は算数
え~と、3校時は???
悔しくて悔しくて眠れません。
でも、忘れ物を克服した経験から、毎日、何校時に何の授業を受けたか思い出すことにしました。
忘れ物と同様に二週間ほどで眠る前に思い出せるようになりました。
次は、それぞれの授業でどのような内容を学んだか思い出すことにしました。
これも、忘れ物や時間割と同様に二週間ほどで思い出すことが出来るようになりました。
眠気に勝って勉強をするのも一つの方法ですが、これだけやれば眠って良いんだと自分に課して目標を立てるのもよいと思います。


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